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カナダCo-op(コープ)留学に必要な英語力を経験者が語ります!

この記事はこんな人におすすめ

  • Co-op(コープ)留学に興味があるけど英語力に自信がないけど大丈夫かな…
  • Co-op(コープ)留学の前に英語力をできるだけ伸ばしたい

Youtubeやネット上の記事でも見かけるようになったカナダのCo-op(コープ)留学。

留学エージェントもよくプッシュしているので興味がある人も多いはず。

わたしはワーホリの年齢制限を超えた35歳で留学を考え始め、エージェントにもすすめられた働けるCo-op留学を決めました。

今回の記事では、入学に必要なスコアなど表面的な情報だけでなく、Co-op留学開始前のわたしの英語力と、留学してみて通用した部分と苦労したことをリアルな体験を交えてお話していきます。

目次

Co-op(コープ)留学とは

まずCo-op留学とは、学業と実務経験を組み合わせたカナダ独自の留学プログラムです。

具体的には、カナダのカレッジでの専門分野(ITやカスタマーサービス、ビジネスマネジメントなど)を学び、その後、学んだ分野に関連するインターンシップを行います。

専門知識を英語で学び、実際の職場でそれを応用することができるので、英語力はもちろん、実践的なスキルを身につけることができます。

ワーホリとは違って、年齢制限はないので30代以降でもチャレンジできるプログラムです。

わたしは店舗で働くサラリーマンでしたが、場所を選ばず自由に働くライフスタイルを目指しデジタルマーケティングを専攻することにしました。

Co-op(コープ)留学に必要な英語力

Co-op留学は専門的な知識を学ぶプログラムなので、中級レベル以上の英語力が必要になります。

入学の基準で言えば、

IELTS5.0〜6.5
英検準1級
TOEIC600〜800点
※プログラムにより異なります。

わたしが入学したGreystone CollegeのデジタルマーケティングではIELTS5.5以上が必要でした。

日本ではTOEICのスコアが英語力を表すものとして一般的ですが、カナダのカレッジではIELTSのスコアが一般的です。

IELTSを受けなくても学校の入学テストに受かればOKな場合もあります。

わたしが留学前に受けた英語試験は英検準1級(合格)、TOEIC(760点)でした。

Co-op留学して英語力の自信がなくなった話

わたしは留学前に英検準1級を持っていたので、日本にいるときは英語力にはそれなりの自信を持っていました。

でも実際に学校に入学し、他の生徒の英語力や自分の意見をとっさにいえない自分の英語力に一時自信がなくなってしまいました。

もちろんこれまでの学習が助けになった部分はあるし、他の生徒から褒められてうれしかったときもあります。ただ理想を高い自分には他の人がキラキラして見えてついていくことが精一杯でした。

いちばん苦労したリスニング

学校が始まってわたしがいちばん大変だと感じたのはリスニングです。

講義では先生が話す専門的な英語を瞬間的に理解できず、考えている間に別の話になっていたりついていくのが難しかったです。

そしてカナダのカレッジではグループワークがたくさんあります。先生の指示がわからないことも何回もありましたしクラスメイトの英語も理解するのが大変でした。

というのもクラスメイトは日本人だけでなく、台湾・タイ・ブラジル・メキシコなど色んな国からきた生徒がいます

アメリカ英語をメインで勉強してきたわたしにとっては特徴的なアクセントの聞き取りに慣れていなかったので、グループワークはまさに苦行でした。

思ったより話せなかったスピーキング

わたしは留学前にオンライン英会話や独り言でスピーキングを伸ばしてきました。オンライン英会話では話せていたのに、授業のグループワークなどでは小学生みたいな感想しか言えなかったり、そもそも意見すら思い浮かばなかったりでとても悔しい思いをしました。

瞬発的に意見を考えて、それを英語で発言するって思った以上に難しかったです。

リーディングは単語がわかれば大丈夫

英語で専門分野を勉強するので、もちろんリーディング力は必要になります。わたしはTOEICと英検準1級の学習で単語力はある程度ついていたので学校で必要なリーディングはそれほど問題は感じませんでした。

知らない単語や表現がでてきたらわからないこともありましたが、調べればいいし覚えたら語彙力も増えます。最近は翻訳機能も正確なのでうまくAIを活用すれば問題ない部分です。

課題で問われるライティング力

Co-op留学では基本的にどの分野を専攻しても課題が出ます。

そしてそれを英語でまとめてレポートにしないといけません。初めての課題はどうやって英語で書けばいいかわからなかったですが、今はChatGPTがあります。

AIの力を正しく活用すれば、自分の考えやアイデアを正しい英語・適切な書き方でレポートにまとめることができます。

Co-op留学前にやっておいたほうが良い英語学習

わたしはCo-op留学でリスニングとスピーキング(特にリスニング)で苦労しました。

もし時間が戻せるなら、

今までやってきた英語学習の良い部分と、留学して気づいたやったほうが良いことを組み合わせて勉強すると思います。

イマージョン学習

前述したように、わたしは特にリスニングで苦戦しました。留学する前にリスニングにも力をいれるべきだったと後悔しています。

いまわたしが新たに始めた英語学習でリスニングに抜群の効果を発揮しているのがイマージョン学習です。

イマージョン学習とはimmersion(浸透)という単語が意味している通り、とことん言語に浸ること。

もちろんただ聞き流しするのではなく、積極的に聞くという意識が大切で、わからない単語や表現をメモして覚えるなどの工夫も必要です。

知っている単語や文構造に何回も何回も出会うことで使われ方や、意味が日本語を介さなくても瞬時に理解できるようになります。

また、これを継続することで最終的にはスピーキングにも影響すると言われています。

オンライン英会話(グループレッスンとマンツーマンレッスン)

わたしはオンライン英会話でスピーキングが爆伸びしたと思っています。ただ実際にCo-op留学してみて、色んな国から来た生徒とプロジェクトをこなしていかないといけません。

色んな国のアクセントにも慣れないといけないし、自分の意見もグループの中で発言する必要があります。

マンツーマンレッスンでは自分の話す時間がたっぷりあるのでスピーキング力を伸ばすにはもってこいです。それと同時にグループレッスンも取り入れることで、他の人のアクセントにも慣れることができるし、人に見られながら英語を話す練習もできます。

単語学習

単語は英語学習の基本です。基礎レベルの語彙力がないとCo-opの授業どころか入学すら危ういです。

専門領域を学ぶCo-op留学なら最低限高校レベルの語彙力が必要です。

もし英語力がほぼゼロの状態からスタートするならデータベース3300

中学レベルの単語はすでに暗記済みならDUO3.0もしくはDistinction2000がおすすめです。
(わたしは両方やり込みました)

上記の単語帳で覚えた単語をオンライン英会話でアウトプットする練習をしてスピーキング力を伸ばしていきました。

専攻する分野を英語で学習する

専門分野を知識ゼロの状態から英語で学んでいくのは、仮に英語力が高いとしてもハードルは高くなります。

そこでおすすめなのが、日本にいるときから予習という意味も込めて英語で専攻予定の分野を学んでおくことです。

Udemyというオンライン学習プラットフォームを使えば、たくさんのジャンルの中から好きな分野を選んでマイペースで学習することができます。

英語音声の教材を選べば、予習プラスリスニングも鍛えられるので一石二鳥です。

英語力に自信がない場合は日本語字幕に設定もできますし、日本語音声の教材もたくさんあります。

IELTSの学習

Co-op留学のカレッジ入学に必要なのは主にIELTSのスコアです。

したがってTOEICや英検ではなくIELTSの勉強をしましょう!基本的に5.0以上のスコアが必要で、もちろん英語力は高いに越したことはありません。

授業も楽になるし、自分に自信も持てます。

Co-op留学は中級レベルの英語力は伸びる?

Co-op留学で英語力がどのくらい伸びるかは誰もが気になるところだと思います。

わたしはカレッジに入学して1年が経ちますが、結論から言うと伸びるかどうかは結局本人の努力次第です。

というのも、学校で英語を話す機会はグループワーク、プレゼンテーション、休憩時間の雑談くらい。ずっと話す機会が用意されているわけではありません。

わたしはどちらかというと内向的だし、コミュニケーションはもともと聞き手に回る方が多いタイプです。

リスニング力は当然鍛えられますが、自分からスピーキングの機会を作っていかないとCo-op留学でも英語を伸ばすのは難しいです。

英語環境の仕事をゲットしたり、日本人以外の友達と出かけたり、留学に来ているからこそのチャレンジをしていかないといけません。

Co-op留学には中級レベルの英語力が必須!留学を通して英語ペラペラを目指そう!

結論として、Co-op留学には中級者レベルの英語力が必要です。

スコアで言えばIELTS5.0〜6.5程度(プログラムによって異なります)
基準に満たない場合は語学留学からスタートするというルートもあります。

そしてテストの数値には表れない本質的な英語力も必要で、

  • 色んな国の生徒や先生の英語を聞き取る力
  • グループで意見を述べる力、プレゼン力
  • 特定の分野に関する単語や背景知識

上記のような能力も必要になります。

ただ留学前に中級レベルの英語力にするのは、勉強する時間さえ取れればそこまで難しくありません。

留学前に計画的に英語力を伸ばし、入学と同時に良いスタートを切れるようにしましょう!

そうすれば、留学を通して中級レベルからさらにその上のレベルまで英語力を伸ばすことが可能になります。

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