英語の発音を独学で身につける勉強法3ステップを徹底解説!

この記事はこんな人におすすめ

  • 英会話を始めたけど、カタカナ発音で恥ずかしい
  • ネイティブみたいな発音に憧れているけど、どうしたらいいかわからない
  • お金をかけずに独学で発音矯正をしたい

英語の発音に関してこんなお悩みはありませんか?

英会話を習得するには発音を矯正するのはとても大事です。

正しい発音を身につけていないと、相手に聞き取ってもらうのに苦労するのはもちろんのこと、相手の英語を聞き取るリスニング力も伸び悩んでしまいます。

本記事では、英会話習得を目指す初心者でも、「すぐに効果の出る英語の発音勉強法」を徹底解説します。

私はこれまでこの勉強法で発音を勉強してきましたが、ネイティブから聞きかえされることはほとんどなく、発音は得意です。

この記事を読めば、独学でネイティブに間違えられる発音の身につける方法がわかります。

この記事を書いた人

こたつ

2021年英検準1級取得。

30歳のとき英語力ゼロから独学で英語学習をスタート。独り言・オンライン英会話・英語日記を取り入れ英語が話せるように。(プロフィール参照

2023年、35歳で会社を退職し、海外留学に挑戦中。

記事の内容
  • 独学で正しい発音を身につける方法
  • 発音の学習がものすごく大事な理由
  • 正しい発音を身につけるメリット

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目次

独学で英語の発音を伸ばすために知っておきたいこと

独学で発音を勉強する前に以下の点を頭に入れておきましょう!

  • 音を聞いてマネするだけでは難しい
  • 勉強の効果が出やすい

順番に解説します。

音を聞いてマネをするだけでは難しい

音を聞いてそれをマネをするだけの練習方法では発音の習得は難しいです。

さき

私それで練習しようと思ってました

こたつ

もちろんその方法だけで上達する人もいますが、音を聞くだけで耳コピできるのは真似するのが上手くて音感のある人です

英語と日本語の音は全く別物で、英語に存在する音は日本語の音では表現できません。

たとえば、日本語は「ア」の音1つしかありませんが、英語には4つの「ア」が存在します。 [ɑ, æ, ʌ, ə]

発音の知識がないと、どの音を聞いても同じ「ア」にしか聞こえません。

また think の th の発音は日本語には存在しませんし、

RとLの違いも日本語にはなく、right と light は同じ「ライト」に聞こえてしまいます。

20年以上ほとんど日本語を聞いて生きてきた私たちは、言葉を聞いたときに日本語の音から考えてしまいます。

大人になってから英語を勉強するなら発音のルール(どんな口の動きで英語の音が出せるのか)をインプットし、それをアウトプットしながら修正していくのが発音を伸ばす最短の道のりです。

発音は勉強の効果が出やすい

マネをするだけでは難しいのは事実ですが、一度ルールを覚えてしまえば効果が出やすいのが発音学習です。

覚えないといけない発音記号はそんなに多くありません。

口の動きがインプットできたら、あとはそれをアウトプットして体に染み込ませていくだけです!

講師からフィードバックをもらったり、自己分析をして修正を加えながらアウトプットを続けることで、

早い段階で発音の上達が見込めます。

独学で発音を身につける3ステップ勉強法

ここからは独学で正しい発音を身につける方法3ステップを解説します。

流れとしては、

発音勉強法3ステップ

  1. 発音記号を覚える
  2. オンライン英会話・独り言でアウトプット
  3. フィードバック・自己分析を基に修正

イラスト表すと下記のようなイメージです。

ステップ1から詳しく解説していきますね。

STEP
発音記号を覚える

まずは正しい音を知る必要があります。

日本語でも「あ」がどんな発音が正しいか皆さんわかるように、英語でも正しい音があります。

そのためにまずは発音のルールを覚える必要があります。それが発音記号です。

発音記号とは?

言語の発音を「言語の発音を表記した記号」のことです。基本的に、全ての英単語はこの発音記号に基づいて発声されます。

前述したように、発音記号を勉強しない学習法オススメしません。音だけを聞いて耳コピできるのは真似するのが上手くて音感のある人です。
シャドーイングをするにしろ、洋楽を歌うにしろ、全てのアウトプットの根底には発音記号の習得があります。

こたつ

発音記号で正しい音がわかると、自分の発音が「少しズレているな」、「しっくりこないな」というのが自分で気づけるようになります

発音記号は単語帳を使って英単語を覚える時にも重要です。

以下の写真を見てください。見出し語のそばには見慣れない記号が記載されています。

赤線の部分が発音記号

発音記号は全部で50個ほどで覚える量も少なく、1日2~3時間使えば数日で知識は覚えられるはず。

アルファベットがベースになっている記号も多いので、実際に新しく覚える量はもっと少ないです。

こたつ

最初に集中して一気に全部覚えると、次からはこのステップを踏む必要はありません

リエゾンリンキングと呼ばれる音の変化の知識も知っておく必要があります。

たとえばdid youがディドユーではなく、[didʒu] ディジュdiddyouのyがくっついて[didʒu](ディジュ)のように発音されます。

まずは発音記号を完璧にし、音の変化は学習していく中で少しずつ覚えても大丈夫です。

書籍で学習したい方は発音記号1つ1つ解説があるこちらの本がおすすめ。

YouTubeではAtsueigoさんの発音記号の完全攻略動画を繰り返し見て覚えるのがおすすめです。

STEP
オンライン英会話・独り言でアウトプット

知識ベースで発音記号を覚えたら、オンライン英会話独り言でアウトプットをして体に染み込ませていきます。

オンライン英会話では、自分の発音が相手に伝わるか確認しましょう!

また英語のプロ講師から発音の指摘が入ることもあります。

こたつ

最近では、レッスンの自動録音をしてくれるサービスが増えてきていて、あとから自分の発音を確認できるし、過去の自分と比較もできます。

以下の3つのオンライン英会話サービスは王手で間違いないし、無料体験レッスンもついているので気軽に試してみてください。

私はDMM英会話の発音レッスンも当時よく受けていました。下記の記事が参考になると思います。

独り言は何度も言い直しができるので、無意識レベルまで落とし込めるように、反復練習します。

こたつ

独り言をするときも、スマホのアプリなどでたまに録音しておくと後で比較できるのでおすすめです

≫「独り言」で英語が話せるようになるやり方を徹底解説!

英文を読むときももちろん発音の知識を適応します。

オーバーラッピングシャドーイングも反復練習には適しています。

オーバーラッピングとは?

英文を見ながら音声と同時に発音する。

シャドーイングとは?

英文を見ずに音声より少し遅れて発音する。

慣れるまでは負荷が低いオーバーラッピングがおすすめです。

STEP
フィードバック・自己分析を基に修正

オンライン英会話でフィードバックをもらったり、録音音声を聞いて自分の発音がズレていた場合は修正を加えます。

ネイティブの発音と比較し、「Rの発音が強すぎるな」、「thの発音ができていないな」など自分の弱点に気づくはずです。

こたつ

初めのうちはどこを修正したらいいか戸惑うかもしれませんが、発音記号を覚えておくと徐々に自分で気付けるようになります

独学なら上記の3ステップで着実に発音は上達していきます。

独学に自信がないならプロからの指導を受けるのもあり

さき

単純そうだけど継続できるかな…自己分析する自信もないし

こたつ

独学できるのがベストだけど、自信がないなら発音専門のコーチングに相談してみるといいよ!

発音のコーチングは、英語堪能なパーソナルコーチが専属でつき、

マンツーマンで発音の指導してくれるサービスです。

ジムで効率よく体を鍛えたいときパーソナルコーチをつけるのと同じように、

英語学習でも管理してくれる専属コーチがいるとより効率的に、より早く、英語を習得できます。

発音のズレを自分で気付けるようになるには、それなりの時間がかかります。

2ヶ月で効果が表れるとのことなので、早めに発音矯正して、周りを「あっ」と驚かせたいなら試してみるといいですよ。

一人で勉強していくのが苦手な人は、コーチングのようなプロに頼ることも一つの有効な方法です。

さき

マンツーマンの指導ならがんばれそう!

ただ、実際に受講するとなると当然費用がかかってしまいます。

お金を投資できる場合は受講をおすすめしますが、ハツオン「無料カウンセリング」であなたにぴったりの発音習得のプランを考えてくれるので、実際に受講するつもりがない人にもおすすめできます。

興味のある人はまずは気軽に相談してみるといいかもしれません。

さき

無料で自分に合った学習プランを的確に教えてくれるのはメリットがあるね

こたつ

無料カウンセリングを受けてみて実際にどうするか決めたら良いんじゃない?

自分に合った学習方法がわかれば、貴重な時間やお金を無駄にしなくて済みます。

ちなみに現在入会金無料キャンペーン実施中です。
申込みフォームに「英会話を学ぶ旅 キャンペーン」と記載するだけで入会金が無料になるのでカウンセリングを受けて興味がある方は活用してみてください。
無料カウンセリング実施中!【ハツオン】

発音矯正は早めにとりかかるべし

発音学習は英語の勉強を始めて早い段階で取りかかることをおすすめします!

最初に正しい発音の知識を身につけていないと、後に英語学習で壁にぶつかってしまいます。

下の例を見てみましょう。

I got the coronavirus vaccine today.
(今日コロナウイルスのワクチンをうった)

この例文をそのままカタカナにして発音してみると、

アイ ゴット ザ コロナウイルス ワクチン トゥデイ。

この発音ではまず相手には伝わりません。

なぜならウイルスはvάɪ(ə)rəs  (ヴァイアゥス)と発音されるし、ワクチンはvæksíːn (ヴァクシーン)だからです。

また、I(ái)get(gét), today(tədéi) のように、カタカナにしても伝わってしまう場合はありますが、

単語1つ1つに決められた発音(発音記号)が存在します。

発音記号は覚える量は少ないので、始めに短期集中でまとめて覚えておくのがおすすめです。

こたつ

早いうちに発音記号を覚えていないと、あとになって覚えた単語の発音を1つ1つ矯正していかないといけなくなってしまいます

時間を無駄にしないように発音の学習は早めに取り掛かっておきましょう。

最初にマスターしてしまえば、あとの学習がかなり楽になります。

正しい発音を身につける3つのメリット

「カタカナ発音でいいじゃん!」と思われがちですが、英会話を学びたいなら発音を習得するのは必須です!

その理由は3つあります。

正しい発音を身につけるべき3つの理由

  1. 自分の英語が相手に正しく伝わる
  2. リスニング力がアップする
  3. 自分の英語に自信が持てるようになる

順番に解説します。

1. 自分の英語が相手に正しく伝わる

言うまでもなく自分の英語が相手に伝わりやすくなります。

英語はあくまでもコミュニケーションツール。伝わらなければ意味がありません。

そして正しい発音を身につけてさえいれば、仮に文法が間違っていても、その状況や口にした単語から相手が言いたいことを読み取ってくれる可能性が高くなります。

こたつ

オンライン英会話の先生もコミュニケーションにおいては文法より発音の方が重要という方もいらっしゃいました。(※講師個人の見解です)

2. リスニング力がアップする

正しく発音できるようになればリスニング力も向上します。

なぜなら正しく発音できない音は聞き取れないからです。

たとえば、environment /enváiərənmənt/(環境)という単語を、カタカナ読みのように「インビロンメント」と覚えていたとしたら、

いざネイティブの発音を聞いた瞬間に理解できず「あれ、何て言ったんだろう」と考えてしまいます。

逆に言えば、発音できれば聞き取れるということです。

いつも正しい発音で英語学習する意識があれば、頭の中にある音のストックが増え、リスニング力が上がります。

3. 自分の英語に自信が持てるようになる

直接英語力には関係しませんが、結構重要です!

私たち日本人は特に自分の話す英語(文法、発音など)に自信が持てず、失敗を怖がって英語を話す機会を避けてしまいがちです。

しかし、きれいで正しい発音を身につけていれば、外国人はもちろん周囲の日本人の友達にも褒められて「あれ?俺英語上手いかも」と自信が湧いてきます。

そうすることで英語がもっと好きになって、「もっとうまくなりたい」という気持ちが強くなりモチベーションが上がります!

正しい発音はこれからの英会話学習を楽にしてくれる!

今回は発音の大切さと、勉強法について解説しました。

まとめ

発音は早いうちに取り組んでおくと、あとから矯正する必要がなくなります。

独学で発音を身につける方法は、

  1. 発音記号を覚える
  2. オンライン英会話・独り言でアウトプット
  3. フィードバック・自己分析を基に修正

②、③を繰り返し上達させていく

の3ステップです。

正しい発音を身につけるメリットは、

  • 自分の英語が相手に正しく伝わる
  • リスニング力がアップする
  • 自分の英語に自信が持てるようになる

上記3つあります。

発音の基礎を知識ベースで学ぶこと自体は、負荷も少なく短期間で学習ができます。

英会話学習が伸び悩んでいる方は、一度発音がおろそかになっていないか振り返ってみましょう!

自分の英語が伝わるだけでなく、リスニング能力も飛躍的にアップします!

英語学習をこれから始める方、始めたばかりの方はまずは発音のルールを学ぶことをおすすめします。

独学に自信がない人は発音のプロに無料相談してみると良いアドバイスが聞けるかもしれません。

英語学習を始めるにあたって、何から始めたらいいかわからない方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

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