英語の「独り言」でスピーキングが飛躍的に伸びるやり方を徹底解説！

独学で英語が話せるようになった人はみんな独り言を実践しています。

ただ、独り言をやってみようと思っても、正しいやり方やコツがわからず苦労しませんか？

本記事では、独り言で英語が話せるようになった私の経験をもとに、

覚えた単語や文法が実際に会話で使えるようになる独り言のやり方について解説します。

この記事を読めば、留学したり外国人の友達を作る必要もなく、英語が話せるようになる方法がわかります。

英語での独り言は効果絶大！

まず、声を大にして言いたいのは独り言は英語をお話せるようになるためにマストなメソッドです！

その効果は絶大。

継続することが前提にはなりますが、私の場合３ヶ月〜６ヶ月ほど続けていると、

「あれ？なんか英語うまくなってきたかも」と徐々に効果が実感できました。
※１日にかける時間やもともとの英語力により個人差があります。

文法や単語を覚えるだけでは英語が話せるようにはなりません。

なぜなら英語を話す機会を作ってアウトプットする必要があるからです。

アウトプットをしないとせっかく勉強した単語や文法が会話で使えるようになりません。

お金をかけることなくアウトプットの機会を作れるのが「独り言」です！

英語を話す機会をなるべく多く作ることが絶対条件ですが、話すために必ずしも相手がいる必要はないんです。

自ら英語を話す機会をたくさん作って、日本で英語をたくさん話せばいいんです！

オンライン英会話ももちろんやったほうがいいのは間違いないですが、

1日30分程度のスピーキング練習では量が足りないので、

スキマ時間に独り言を実践できれば、いつでもどこでも英語を話す練習ができます。

英語の独り言でスピーキングが伸びる理由

独り言が効果的な理由は２つあります。

１つ１つ解説します。

インプットした知識をアウトプットできる

独り言は覚えた単語やフレーズ、文法をアウトプットする機会を、自分から作ることができます。

実践の英会話と違って、相手がいません。（※架空の相手を想像して話しますが）

なので、好きな単語や使ってみたいフレーズを自由に英文に取り込むことで、

知っているだけの表現から使える表現を増やしていくことができます。

たとえば、too…to構文を今日覚えたとして、その構文を使って独り言をするとします。

I’m too tired to study English.
(疲れすぎて英語の勉強できないよ。)
It’s too cold to go out today.
(今日は寒すぎて外に出られない)

普段からtoo…to構文を使って独り言をたくさんしていると、too…toを使った表現が自然に口から出てくるようになります。

独り言をするときは、好きな単語・使いたい表現を、好きな場面で使えます

使いたい表現を話す練習をしておくことで、よく使う単語や文法がスラスラ言えるようになっていくわけです。

アウトプットできる単語やフレーズを増やしていくことで英語が話せるようになっていきます。

新しい単語・表現に出会うことできる

独り言をしていると必ず、

という場面に遭遇するはず。

でもここで話せないことに落ち込むのではなく、学習チャンスと捉えて言えなかった単語や表現をググって調べ、メモして覚えてしまいましょう！

この積み重ねが語彙力強化に繋がっていきます。

英語で独り言をするときのやり方3ステップ

それではここから英語が話せるようになるための独り言のやり方を解説します。

上記3ステップです。1つ1つ解説します。

上記の3ステップが独り言をする上での基本です。

独り言の効果を高めるコツ

ここでは独り言の効果を高めるコツを紹介していきます。

初心者の場合、短い文章でしか話せなかったり、昨日練習したことが、今日言えなくなってしまったり、

言葉に詰まってしまうこともあると思います。

そんなときに役立つ方法を解説していきますね。

1. 5W1Hを意識して情報を追加する

ステップ3で情報を掘り下げることについてお話していますが、どうやって深掘りするか解説します。

深掘りする時には、5W1Hを使います。

5W1Hとは？

いつ（When）、どこで（Where）、だれが（Who）、なにを（What）、なぜ（Why）、どのように（How）の頭文字で、物事を伝えるときに役に立つ知識として有名です。

例文を使って説明しますね。

I studied English.
(英語を勉強しました。)
↓(whenを追加)
I studied English today.
(今日英語を勉強しました。)
↓(whereを追加)
I studied English in the library today.
(今日図書館で英語を勉強しました。)
↓(why, howを追加)
I studied English at the library very hard today because I have a test tomorrow.
(明日テストがあるので、今日図書館で英語を一生懸命勉強しました。)

最初は短い分を作るので精一杯ですが、

このように「何か付け加えられないかな」と考えながら独り言をしていくと長い文章が作れるようになります。

また1つの文を長くするだけでなく、続きの文章も5W1Hを使って作りましょう！

I studied English at the library very hard today because I have a test tomorrow.
(明日テストがあるので、今日図書館で英語を一生懸命勉強しました。)
↓
I studied English at the library very hard today because I have a test tomorrow.
The library was so quiet that I was able to concentrate.
(明日テストがあるので、今日図書館で英語を一生懸命勉強しました。その図書館はとても静かだったので集中できました。)

2文目に図書館での詳細情報を加えています。

このように、文の長さと量を5W1Hで肉付けしていくことで、質の高い英語が話せるようになります。

文章を長くしたり増やしたりするときも、覚えた単語やフレーズ、文法を積極的に使いましょう！

2. メモアプリを使う

独り言は知らない単語や表現にたくさん出会います。

ググって調べて、せっかく新しい単語を覚えても復習しないと人間は忘れます。

そんなときにメモしておけば見返して復習できます。

ノートよりはアプリを使えばいつでもどこでもすぐに復習できますよ♪

メモするときはNotionというアプリを使うのがおすすめです。

詳しくは、【Notionで英語学習】オリジナル英単語帳にも使えるメモアプリで解説しています。

3. わからない表現は別の言い方に変えてみる

独り言をしていると、必ず英語でなんて言ったらいいかわからない場面に遭遇します。

I’m moving to Hiroshima next week because I’m getting transferred.
(来週広島に引っ越す予定なんだよね、転勤になるから。)
↓
I’m moving to Hiroshima next week and working at another office.
(来週広島に引っ越して、別のオフィスで働きます。)

例えば、「転勤になる」という「get transferred」という表現が思い浮かばなくても、別の場所で働くことを説明できれば意味は伝えられます。

全ての日本語を英語に直訳できるわけではありません。語彙力も伸ばしつつ、言い換える力もつけましょう！

もちろんググって調べて、メモするやり方でもOKです。

独り言で言葉が出てこないときの原因と対処法

独り言をいざやってみるとなかなか難しいと思います。

言葉がすぐに出てこないこともたくさんあるはずです。

独り言で言葉が出てこないときの原因は以下の3つが考えられます。

1つ1つ原因ごとに対処法を解説します。

1. 単語・文法の知識が不足している場合

まず大前提として、単語・文法をわかっていないと自分で英文が作れないので、独り言ができません。

独り言をするときは、知っている文法と単語を使って英文を組み立てます。

わからなかった単語を調べて覚えられるという肯定的な側面もあります。

ただし、中学レベルの英文法、英単語がわからなければ、わからないことが多すぎて、独り言よりも調べる作業の時間が増えてしまいます。

2. 話す話題が思い浮かばない場合

独り言をすると言っても、何を話したらいいかわからなかったりしますよね。

英語での独り言が初めてだったり、慣れていないと、何を言うか考えることにいっぱいいっぱいになりがちです。

最初はアウトプットできる英語が少ないので、あたりまえですが表現力が乏しくなります。

英語で表現できる範囲がとても狭いので、無意識に言いにくい話題を避けてしまっているのも原因の1つ。

3. 一言一句直訳しようとしている場合

日本語で思いついた言いたいことを一言一句直訳しようとしているのも原因の1つに考えられます。

英語学習を始めたばかりの段階では、日本語から考えるフェーズです。

全部直訳しようとすると英語で表現しにくくなってしまいます。

独り言だけでは英会話力の向上に限界がある

独り言をするだけでもかなりスピーキング力は伸びます。（これは間違いないです！）

しかし、独り言だけ練習していれば英語がペラペラになれるわけではありません。

独り言英会話だけでは限界がある理由

メリットばかりの独り言にも1つだけ弱点があります。

その弱点とは、予想していない質問や話題をふられたときの瞬発力を鍛えにくいということです。

独り言の場合は、自分の話したい話題・使いたい表現を選んで頭で文を作っていくことになります。

自分が話しやすい話題ばかり練習してしまうし、毎回同じ単語を使ってしまい、

いざ実際の英会話になったときに練習したことがない話題だと全く話せないなんてことも…

実際の英会話では、自分の用意していることだけ話題を振られるわけではないですよね。

質問に対する瞬発力はやはり実際の会話で鍛えていく必要があります。

オンライン英会話を使って学習効果を上げる

オンライン英会話は1対1でのマンツーマンでの会話がメインでほぼ毎日受講が可能です。

オンライン英会話を上手く使えば、会話のキャッチボールも練習できます。

留学しなくても、日本で外国人の友だちを作らなくても、

英語で会話する機会は作れる時代になりました。

私は当時、良質な教材が多いDMM英会話を使っていました。
今でこそネイティブ講師とのオンライン英会話を受講していますが、スピーキング練習でネイティブにこだわる必要はそれほどありません。
余裕があるならネイティブ講師を選べるプランでもいいですが、リーズナブルなプランで全く問題ないですよ♪
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もし他のオンライン英会話サービスも比較したい場合は下記の記事が参考になると思います。

≫【無料体験あり】初心者におすすめしたいオンライン英会話5選

よくある質問 Q＆A

独り言に関するよくある質問をまとめました。

1日どのくらい独り言をしたらいいの？

長時間できるに越したことはないですが、10分〜30分ほど毎日継続するのがおすすめです。散歩、待ち時間、バスタイムなど、スキマ時間を活用してチャレンジしてみてください。やる気のあるときは長い時間挑戦してみましょう！

独り言をするとき日本語から考えて英語にしてもいいの？

大丈夫です。初心者がいきなり英語で考えるのは不可能なので、最初は日本語で考えてそれを英語にして口に出すという流れになります。何回も使った単語やフレーズになると徐々に日本語を介さなくても話せるようになっていきます。

独り言でいきなり長い文を作るのが難しすぎるのですが…

初心者の場合は、1つの英文を長くするよりも、短い文章をたくさん作りましょう。英文を作るのに慣れてきたら少しずつ長い文を練習するフェーズに入るのをおすすめします。

独り言のとき発音は気にしなくてもいいの？

いえ、発音は大切です。完璧でないにしても現時点で出来る正しい発音を心掛けてください。クセがついた後に矯正するのは大変です。
≫独学で英語の正しい発音を身につける方法はこちら

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今回は独り言で英語のスピーキングが伸びるやり方をご紹介しました。

覚えた文法・単語、フレーズを使って、正しい発音を意識して独り言を毎日していれば、必ず話せるようになります。

合わせてオンライン英会話も活用すれば、会話力も付けられるのでぜひ利用してみてください。

英語学習を始めるにあたって、何から始めたらいいかわからない方は以下の記事をぜひ参考にしてみてください。