【社会人におすすめ】日常英会話が伸びる英単語帳5選!大人の英語やり直しにピッタリの選び方を解説

この記事はこんな人におすすめ

  • 大人になって英語をやり直し始めたいけどどの単語帳を選べばいいかわからない
  • 英語力ゼロからペラペラを目指すために、使うべき単語帳の順番が知りたい
  • 日常英会話を習得したい人の単語帳の選び方を知っておきたい

大人になってからも英語を話せるようになりたいと思って、英語学習をやり直す人も多いですよね。

そこで単語帳を購入しようと思っても、参考書コーナーにはとんでもない量の単語帳が陳列されています。

「いったいどれを選んだらいいの!?」って思いませんか?

私は、30歳のとき英語力0から独学で学習をスタートし、現在は英検準1級取得、ネイティブとの日常英会話もスムーズに行えるようになりました。プロフィール参照

本記事では、実際に私が使ってみたものを中心に、英会話習得にピッタリの単語帳をレベル別に紹介していきます。

この記事を読めば、英会話に適した単語帳の選び方と、英語力0からペラペラになるまでにどんな単語帳を使えばいいかがわかります。

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目次

英会話習得のための単語帳を選ぶときの3つのポイント

試験対策で英語を勉強することと、英会話を学ぶための勉強では、単語帳の選び方が違います。

本記事では英会話にフォーカスしています。英会話習得のための単語帳の選び方は以下の3つのポイントが大切です。

  1. 日常英会話で頻出の基礎英単語が収録されている
  2. 発音記号が記載されている
  3. 例文が記載されている

それぞれ詳しく解説します。

Point1. 日常英会話で頻出の基礎英単語が収録

単語帳は数多く出版されていますが、TOEICなどの試験対策用ではなく、日常生活でよく使われる単語が収録された単語帳を選びましょう!

試験対策用の英単語帳でも日常的に使う単語は収録されていますが、それほど数が多くないので、あまり効率的とは言えません。

日常的に使われる英単語は基礎的な単語がほとんどで、3000語で9割はカバーできると言われています。

まずは会話でよく使う英単語を覚えることで、最速で英語が話せるようになります。

Point2. 発音記号が記載

単語帳の中身を見たときに、見出し語の近くに [láibrèri] のような変わった記号が記載されていませんか?

発音記号と呼ばれるもので、「言語の発音を表記した記号」のことです。基本的に、全ての英単語はこの発音記号に基づいて発声されます。

単語を覚える時は必ずこの発音記号に基づく音で覚えるのが鉄則です。

発音記号が付いていない単語帳や、カタカナで発音表記してある単語帳はおすすめできません。

なぜなら、正しい音で単語を覚えていないと、リスニングの時に理解できなかったり、スピーキングの時にも相手に伝わらないからです。

必ず発音記号が付いた単語帳を選びましょう!

発音の学習法については下記の記事で詳しく解説しています。
≫【英語の発音矯正】独学できれいな発音を身につける勉強法を徹底解説!

Point3. 例文が記載

DUO3.0構造分析

最後のポイントは、必ず例文がある単語帳を選びましょう!ということです。

例文があると何が良いのかというと、単語がどんな場面や状況で使われているかがイメージしやすくなります。

たとえば実際の英会話で使う時に、「この場面ではこっちの単語を使おう」という感覚を掴みやすくなります。

なおかつ、単語を覚える時に、試しに自分で英作文してみるときにも例文を参考にすることができ、効果的に単語を覚えられます。
単語の覚え方については以下の記事で詳しく解説しています。
≫【社会人のための英単語の覚え方】英会話で使えるようになるための3ステップ

【レベル別】日常英会話習得におすすめの単語帳

前述した単語帳の選び方のポイントを踏まえて、ここからレベル別に、英会話におすすめの単語帳を紹介していきます。

30歳から独学のみで勉強してきた筆者が実際に使ったものをベースにまとめました。

初心者(中学生レベルからの英語やり直し)

データベース3300

 収録単語 1960(基本単語約1600語+熟語約360語)
 レベル 中学レベルの英単語~高校センター試験(現共通テスト)までカバー
 構成 Level1~6までの6段階(おおよそ各50~60ページずつ)
 習得期間 2か月~3か月
データベース3300のレベル

これから英会話を学ぼうと思っている人大人になって英語をやり直そうと思っている人におすすめしたいのがデータベース3300です。

データベース3300は長年ロングセラーだったデータベース3000に最新データが加わってリニューアルされた初級レベルの基礎英単語帳です。

中学、高校で英語を勉強したけど、社会人になってからは一切英語に触れていない方にはピッタリの単語帳です。

なぜならデータベース3300の掲載単語は、(news, story)など中学生で習うような単語から高校生の共通試験レベルの単語までカバーしているからです。

仮に単語を知っていたとしても、会話で使えるようにする必要があります。

データベース3300をやりきることで、英会話の基礎が固まります。

中学英語の知識がまだ残っている方であれば、「自分には易しすぎるかな」と思ってしまうかもしれません。

しかし実はこのレベルが英会話の基礎作りにはピッタリです!

データベース3000の使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
≫【データベース3300】最短2か月で英会話の基礎ができる使い方

初中級者(中学レベルの基礎は身についているレベル)

DUO3.0

収録単語 2569(単語1572語+熟語997語)
 レベル 高校センター試験(現共通テスト)から英検準1級、TOEIC600~780点
 構成 重要単語1572語と重要熟語997語を重複なしで560本の英文に凝縮
 習得期間 2か月~3か月
DUO3.0のレベル

データベース3000をやり切った状態の語彙力であれば、中級レベルの基礎単語が覚えられるDUO3.0が丁度よいレベルと言えます。

DUO3.0の語彙レベルは高校レベル以上となり、掲載されている単語を習得できれば、日常英会話においては言いたいことが言えるようになります。

また、DUOには口語表現が多く日常英会話で頻出の句動詞がたくさん掲載されているので、英会話を伸ばすのにもってこいの単語帳です。

復習用CDを使えばリスニング学習にもなり、シャドーイングをすれば発音向上も期待できます。

DUO3.0の使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
≫【DUO3.0の使い方】2か月で英会話力も伸びる効果的な使い方を解説

Distinction2000

 収録単語 2000(単語+熟語)
 レベル 高校センター試験(現共通テスト)から英検準1級、TOEIC920点
 構成 政治・経済・AIなど合計40のトピックから構成
 習得期間 2か月~3か月
DISTINCTION2000のレベル

Distinction2000もDUO3.0と同じように、中級レベルの基礎単語が学習できます。

掲載されている単語はDUO3.0と重なる部分はありますが、長所は何と言っても例文のクオリティの高さです!

単語帳の例文は基本的に、フォーマルで日常的には使わないような例文が多いですが、Distinction2000は、例文がかなり実用的です。

そのまま覚えても使えそうな例文がものすごくたくさんあります。

自然な例文にたくさん触れられるので、単語の使い方が上手くなり、自然な英語を話せるようになっていきます。

DUO3.0とDistinction2000、選ぶならどっち?

結論:どちらもやるのがベスト!どちらか1つなら好みの問題

DUO3.0とDistinction2000はどちらも中級レベルの単語が収録されていて、英会話レベルを中級まで引き上げるにはどちらも「もってこいの単語帳」です。

どちらか1つでも問題ありません。

どちらもやれば、重複している単語の復習もできるし、それぞれの単語帳にしか載ってない表現も学習することができます。

筆者は基礎単語の暗記漏れをなくすために両方やりこみました!

Distinction2000の使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
≫「Distinction2000」のレベルと英会話が伸びるおすすめの使い方を解説

中級レベルの単語帳を終えたら

中級レベルの単語まで習得できたら、その後は目的別に単語帳を選びましょう!

DISTINCTIONシリーズ(1,2,3,4,5,S)

引用:Distinction

日常英会話を極めていきたいならDistinctionシリーズ(1,2,3,4,5,S)がおすすめです。

DISTINCTION2000とは違って、学校教育ではあまり習わないけどネイティブがよく使う単語やイディオムを覚えることができます。

例文もかなり実用的なので、よりカジュアルな英会話を極めたい人におすすめのシリーズです。

Distinctionシリーズについては下記の記事でレビューしています。
≫Distinctionシリーズを徹底レビュー【2000と1 2 3 4 Structuresの違い】

でる順パス単準1級

もっとレベルの高い語彙を覚えたい方はパス単準1級がおすすめです。

DUO3.0やDistinctionを仕上げた上で英検準1級レベルの単語帳をやりこめば、やや難しいトピックの会話にもついていけるようになります。

2~3割くらいはDUO3.0やDistinction2000で学んだ語彙なので負荷もちょうど良く、やりごたえがある難度の単語帳です。

ゼロからの英語学習でおすすめの順番

英語力ゼロからの英語学習でおすすめしたい単語帳の順番は、

データベース3300 → DUO3.0 → Distinction2000 → Distinctionシリーズ→パス単準1級

この順番で学習し、しっかりアウトプットできるまでマスターできれば、基本の日常英会話はほとんど問題なくなります。

私自身、データベース3300から単語学習をスタートし、現在はパス単準1級まで覚えていますが、かなりスラスラ英語が話せるようになりました。

単語帳を使って単語を効率よく覚える方法については下記の記事で詳しく解説しています。
≫【社会人のための英単語の覚え方】英会話で使えるようになるための3ステップ

まとめ

今回は、英会話に特化した単語帳の選び方と、厳選した5つの単語帳を紹介しました。

まとめ

英会話に特化した英単語帳の選び方のポイントは、

  • 日常英会話で頻出の基礎英単語が収録されている
  • 発音記号が記載されている
  • 例文が記載されている

以上のポイントを満たすおすすめの単語帳5つは以下の通りです。(上からレベル順)

もちろん人によって合う合わないがありますが、3つのポイントを満たしていますし、全て優秀な教材です。

正しい方法で単語を覚えていけば、英会話で使える語彙が増えて話せるようになっていきます。

今回の記事が参考になれば嬉しいです。これからも英会話を学ぶ旅を楽しんでくださいね。

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