この記事はこんな方におすすめ
- 英語日記って続けたらどんな効果があるの?
- 英語日記で英会話が伸びる効果的な書き方が知りたい!
- 英語日記をどのくらいの文量で書けばいいかわからない…
昨今、英語を話せるようになりたいなら「英語日記」が効果的と取り上げられるようになりました。
英語日記が良いと聞いたことがあっても、書き方がわからず悩んでいる人や、やってはみたけど効果を感じなかった人も多いと思います。
わたしは30歳のとき英語力ゼロから英語学習を始め、会社員をしながら英検準1級を取得、英語日記も取り入れて日常英会話は問題なくできるようになりました。
そこで本記事では、英語日記をを6ヶ月継続した効果と効果を感じた具体的な書き方を解説します。
この記事を読めば、初心者でも無理なく英語日記を書き、英会話を伸ばすことができます。
本記事のリンクには広告がふくまれています。
6か月継続した英語日記の効果
早速、実際にわたしが英語日記を日々の習慣に取り入れてから実際に得られた効果をお話します。
結論、英語が話せるようになりました。英語日記を始める前と比べて、スピーキングの成長を実感しています。
英語日記はスピーキングに効果的ということがわかっています。
なぜならスピーキングは頭の中で英作文しそれを瞬時に口から出している状態。つまり、頭の中での英作文を英語日記で実践することができるからです。
わたしが効果を感じた部分を具体的に掘り下げると以下の3点です。
- 正しい文法で話せるようになるになった
- 語彙力、表現力が増えた
- 話せる話題が増えた
それぞれ詳しく見ていきましょう。
正しい文法で話せるようになる
英語日記を続けていると、同じ文構造や文法を使っていることに気づきます。
何度も同じ文法を使っていると、だんだんと無意識に使えるようになっていきます。
たとえば to不定詞の場合、toのあとは動詞の原形がきます。
最初のうちは考えながらアウトプットしますが、
to不定詞の型に慣れてくると、toのあとは動詞の原型という型が無意識レベルで使えるようになります。
正しい文法が身につき、同じ型を使うときはミスすることなく話せるようになりました。
語彙力、表現力が増えた
英語で身の回りのことを表現する際に、自分が知らない単語やフレーズが出てくることが多いです。
それを調べることで、新しい語彙が増え、より多彩な表現ができるようになります。
英語日記を始める前には使わなかった語彙を英会話でも使えるようになりました。
amazingをfascinatingにあえて言い換えてみたり、少しレベルの高い単語を使えるように意識していました。
英語日記を続けると「知っている単語・表現」が「実際に使える単語・表現」に変化していきます。
それが英語が話せるようになるプロセスです。
話せる話題が増えた
英語日記で書く内容は自由自在です。身の回りの出来事から、悩みや目標、夢など自分が書きたいことをアウトプットします。
継続すればするほど、いろんな話題に触れることができ、英語でアウトプットすることができるようになりました。
英会話であるあるなのが、「自己紹介は得意だけど、深い話になるとほとんど話せない」という悩み。
英語日記を通して色んな分野を英語でアウトプットしていくとその弱点を克服することができます。
日記では自分の気持ちや考えを表現する必要があるため、表現の幅が広がります。
自分の経験や感情を英語で説明する力が高まり、会話でも自然に意見や感想を伝えることができるようになります。
英語日記のメリット・デメリット
わたしが英語日記を学習に取り入れて気づいたメリットとデメリットがあるので共有したいと思います。
メリット
英語日記でいちばん良かったのは単純に楽しいと思える学習法だということです。
クリエイティブな一面もあるのでやっていて飽きないし、自己表現しながら学びにもなるという面白さがあります。
書いた日記をオンライン英会話に持ち込めば話のネタにもなるし会話が弾むところもメリット。
また、形として残るのであとで振り返り過去書いた文章と比較し成長を実感しやすいのも良いところです。
デメリット
デメリットとしては、超初心者の場合、2〜3文書くのにも苦労し時間がかかってしまうことです。
あまりにも単語や文法がわからない場合はまず基礎英語力を高める学習をしましょう。
また、自分の書いた文章が合っているのかわからないのがネックです。間違った英文を覚えてしまうと効果は半減以下になります。
添削という工程が必須になります。
【私のやり方】英語日記の勉強法5ステップ
ここからはわたしが実際に行って効果のあった方法を紹介します。
英語日記のやり方5ステップ
- 書きたいネタを決める
- 書きたい内容を日本語で書く
- 日本語の内容を英語で書く
- 日記を添削してもらう
- 感情を込めて何度も音読する
ステップごとに解説しますね。
① 書きたいネタを決める
まずはどんな内容を書くか決めましょう。トピックはなんでもOKです。
例えば以下に例を挙げてみます。
例)日記のネタ
- 今日の出来事
- 楽しかったことや悲しかったこと
- 自分の目標や夢
- これからの予定
- 仕事の悩み
真面目な話題から、くだらない話までプライベートな日記なのでなんでも書けるはず。
ネタに困らない英語日記の書き方は下記の記事で詳しく解説しています。
≫【英語日記のネタに困らない書き方】継続すれば英会話が伸びる!【筆者のネタ集あり】
② 書きたい内容を日本語で書く
ネタが決まったら、日本語で日記を書いていきましょう!
中級者や上級者は最初から英語で書きましょう!初心者は日本語で書くのがおすすめです!
2年ぶりに実家に帰った。
あらためて家族との時間は大切だなと思った。
年末にまた帰ろう。
いきなり張り切って長文を書いてもいいですが、三日坊主になってしまいます。初心者のうちは3文程度で十分です。
初心者の人が最初から英語で日記を書こうとすると、インプットが少なく、書ける内容が限られてしまうので単調な日記になりがちです。
I went to the library. (図書館に行った)
I studied English.(英語を勉強した)
It was a nice day.(いい日だった)
③ 日本語の内容を英語で書く
日本語で書いた日記を英訳します。
このときなるべく今持っている知識(単語・文法)を使って英作文できないか考えるのがポイントです。
インプットした知識をアウトプットすることで実際に使えるようになっていくからです。
I went back to my parents’ house for the first time in 2 years.
I thought spending time with my family is important.
I will go back there again at the end of this year.
このときなるべく今持っている知識(単語・文法)を使って英作文できないか考えるのがポイントです。
インプットした知識をアウトプットすることで実際に使えるようになっていくからです。
考えても英語でなんて言えばいいかわからなかったらググりましょう!
ChatGPTに聞くと一瞬で解決します!
④ 日記を添削してもらう
英語で日記が書けたら英語講師もしくはネイティブに添削をお願いしましょう。
せっかく英語で日記を書いても間違ったままにしていると正しい英語は身につきません。
逆に言えば、毎回訂正してもらうとグングン英語力が伸びます!
わたしはオンライン英会話を毎日使って添削してもらっていました。
今回はDMM英会話
DMM英会話
DMM英会話の場合は文字数制限200まで。写真の文量程度でギリギリでした。もう少し長い日記の場合は、レッスンが始まってからチャットボックスかノートにコピペすれば問題ありません。(STEP2参照)
レッスンが始まったら、チャットボックス上で日記を訂正してもらいます。
文字オーバーで予約のときにコメント欄に日記が書けなかった場合はチャットボックスもしくはノートにコピペすれば大丈夫です。
今回はチャットボックスを使いましたが、ノートを使うと、講師と生徒双方が編集できます。
チャットボックスはライン、ノートはグーグルドキュメントみたいなイメージです!
自分が使いやすい方を使おう!
中級者になったら、日記の内容を掘り下げながらフリートークすると話が弾んでおもしろいですよ♪
フリートークはある程度自分で文章を組み立てられないと難しいので、初心者は教材に沿ったレッスンが良いです。
以下は添削後の日記です。(※写真の日記とは異なります)
I went back to my parents’ house visited my parents for the first time in 2 years.
I thought realized spending time with my family is important.
I will go back there again at the end of this year.
上記の例では文法的に大きなミスはなかったですが、より自然な表現を教えてくれました。
わたしは当時DMM英会話を愛用していて、英語日記の添削も講師にやってもらっていました。使いやすいオンライン英会話なので初心者にも中級者にもおすすめです。
DMM英会話公式サイト
\ 体験レッスンで添削も可能/
※無料体験後の自動支払いなし
自分に合ったオンライン英会話を探したい人は以下の記事で15社比較しているので参考にしてみてください。
≫歴7年の私が独自調査!オンライン英会話おすすめランキング
⑤ 感情を込めて何度も音読する
添削してもらって、正しい英文になったら、何度も音読して頭に染み込ませます。
また、完璧でなくても、正しい発音を意識して音読してください。
≫正しい発音の身につけ方についてはこちら
英語日記で書いたプライベートな内容は、いつか実際の会話で使う時が必ずきます!
無意識的に口から出せるくらいに何度も音読できればベストです。
私の場合は30~50回ほど音読していました。2~3文の短い日記であれば20分もかかりません。
オンライン英会話で日記添削してもらうときに使えるフレーズ
わたしが予約せずに日記の添削をお願いするときのフレーズを紹介しておきますね。
Before we start our lesson, I have a favor to ask. I have been writing a diary in English lately. Could you check and correct my entry?
(レッスンの前にお願いがあります。最近英語で日記を書いているんですが、訂正してもらえませんか?)
初心者の方は上記の文を言うのも一苦労だと思います。
短いセンテンスも書いておきますね。
Could you check my English diary?
(私の英語日記をチェックしてもらえませんか?)
上記のシンプルなフレーズで十分ですよ。無理してハードル上げないでくださいね。
英語日記に関するQ&A
英語日記に関してよくある質問にお答えします。
まとめ
今回は英語日記の効果とやり方についてお話しました。
わたし自身、最初は半信半疑で日記をスタートしましたが、英会話力が伸びたことに驚きました。
新井リオさんが出版されている英語日記Boyを参考に、自分で少しアレンジした方法を今回はご紹介しました。
もちろん本物の英会話力をつけるためには、オンライン英会話も取り入れる必要があります。
しかし、英語日記を毎日少しでも続けることで、3か月後、6か月後に大きな差が生まれるのは間違いありません。
今回の内容が参考になれば幸いです。
もし大人になってからゼロから英語を勉強して話せるようになりたいと思っている方は、以下の記事を参考にしてみてください。